MC:
税務調査にこういった会社は入られやすいという特徴を教えてください。
吉原先生:
税務調査に入る入らないというよりは対象にされるかどうかという話になりますけれども、基本的にこういったという決まりはありません。
やり方として国税局や税務署単位でこの業種というのに絞って税務調査を重点的に行う場合もありますが一般的には網羅的に各業種を対象にしていると思います。
MC:
実際その中からこの会社に行こうという風に具体的に絞っていく時はやはりその数字の不自然な動きなどそういったものを見るんですか?
吉原先生:
具体的な動き自体は税務署側では分からないので提出された申告書に基づいて経費率や利益率などを同じ業種の他の会社と比べてどうかというのを見ます。
MC:
利益率という言葉は頻繁に聞くんですが経費率というのも税務署の中では結構見るんですか?
吉原先生:
売り上げから経費を引いたものが利益または所得、
売り上げに対する経費がどのくらいの割合かというのが経費率です。
また売り上げに対する利益がどのくらいかというのが利益率または所得率ということで
係数として出してこれらの係数が同業者の他社と比べて異常な違いがあるという場合には調査の対象になりやすいと考えた方がいいかと思います。
なかなかその会社では他社の率がわからないので難しいところがあるかもしれませんけれども、基本的に法人であれば税務調査があるという前提でお考えいただきたいと思います。
その上で税務調査が来ても困らないように経理も申告もしっかりとしていただければ税務調査が来ても恐れる必要はないと思います。
MC:
不自然な数字があるから行くというよりはもう全会社が来るとそういう前提で動いた方がいいということですね。
吉原先生:
基本的に税務調査の対象になるというふうに考えた方がいいと思います。