MC:
次に貸借対照表の中身を見ていきたいんですけれども、サンプルを見ながら損益計算書と同様に見るべきポイントというのを教えていただいてもよろしいですか?
吉原先生:
(サンプルは)ざっと見て利益があるなというのが見えますよね。
会社の資産として何があるかというと流動資産が26億円、固定資産が50億円。
運転資金として26億円使えると考えていいわけですよね。
逆に借入の方が流動性の借入負債が約13億円ということで流動資産より流動負債が少ないということは返済能力があるというふうにも見れますよね。
MC:
そういう見方ができるんですね!
確かに借金に対して支払う力の方が上回っている...
吉原先生:
会社が安定しているというふうに見てもいいと思います。
よく自己資本比率とかいうのが使われて、自己資本比率=自己資本÷総資産となり、約54%で優良な会社だと思われます。
自己資本比率=自己資本÷総資産 (54%で財務基盤安定)
MC:
自己資本比率というのは高ければ高いほどいいんですか?
吉原先生:
はい、利益剰余金も23億円で結構いい数字ですよね。
純資産の56%を占めてますからね、今までの長期的に収益が上がっているのだと思います。
MC:
過去からずっと積み上げてきた優良企業みたいなことですね。
吉原先生:
のれんという科目があります。
MC:
のれんがちょっといまいち理解できないんです。
吉原先生:
いわゆる老舗ののれんと同じような感じです。
M&A(買収&合併)で他の会社を買い取ったとかいう経験がおありなのかなという気がしますね。
MC:
のれんっていうのは買い取った価格と別の資産的要素ということですか?
吉原先生:
はい。
もう1つ退職給付引当金というのが科目として挙がっていますけれども、ということは正規雇用の従業員の方が一定数いらしてその退職金を引当金として積み立てているのかなというふうに感じますが、とても健全な会社ではないでしょうか。こんな素晴らしい会社はなかなかないのかなという気がします。
MC:
そうなんですね!
吉原先生:
上場会社とかあるかもしれないですけどね。