MC:
では最後に吉原先生は終活アドバイザーの資格もお持ちですけれども、個人事業主や経営者の方がこうした高額な備品を揃える際に将来の事業承継だったり相続の観点で意識しておくべきことなどはありますか?
吉原先生:
非常に難しいところがあります。
ものって誰のものっていうのがはっきりしないのが一つありますよね。
例えば一番わかりやすいのが会社に絵画が飾ってあります。その絵画は誰のものかはっきりしないのがよくあるなと思っています。いわゆる社長さんの個人のものを会社が借りて飾っているという場合は社長さんの相続の場合には相続財産に入ってしまいます。土地や建物みたいに登記があるわけではないので、はっきりと誰のものかっていうのを区分けしておかないと良くないかなという気がしますし、相続財産から漏れる可能性もあるのでそれもちゃんと分けておかないといけません。
会社で飾ってあるのであれば会社に寄贈したことにしちゃった方がはっきりするかなという気がしますけどね。
だから他の資産を買った時も家庭用を買うとかいう場合にはそこにお住まいのご家族のものかもしれませんけども評価は非常に難しいですね。継続して生活されればそのまま使うでしょうし、それを売って評価になるのかというとなかなか難しいでしょうね。
先ほど言った絵画や骨董品とかいうのは誰のものかっていうのははっきりしておいたほうがいいですね。
MC:
帳簿上の価値がゼロでも、また相続とかだと評価が全く別ってことですね。
吉原先生:
骨董品や絵画もそうですけど評価する方によっても値段が違ってきますから一概には言えないですよ。絵画のちゃんとしたやつは美術年鑑に出てるのであれでしょうけど骨董品なんかは違うでしょうね。
MC:
今回の改正で40万円未満まで即時経費化できるようになったことでより柔軟な設備投資が可能になりましたが、経理上の注意点なども多いということですので、不安な方は一度吉原先生へご相談いただければと思います。
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